いよいよ4人に1人が結婚しない時代が到来しました。
そこで、
結婚というのは、男性がほぼ一方的に不利で女性に有利すぎる不平等条約
と言い換えることもできるので、その点について掘り下げて触れていきます。
前置き
①この記事の結婚は一夫一妻制
この記事で書く「結婚」とは「一夫多妻制」ではなく「一夫一妻制」のことを指します。
一夫多妻制になるとまた話が変わってくるので、「一人の男性に対して一人の女性」という認識でいてください。
②人類全体で見ると結婚はよい制度
結婚は「男性にとっては」明らかに不利な制度ですが、「人類全体にとっては」よい制度です。
結婚という制度は人類が作り上げた「そうした契約があった方いいだろう」というルールの一つであり、人類の繁栄を願うならば結婚という制度はあった方が良いと思います。
人間は社会性を持ち、コミュニティを形成する生き物であり、そのためのルールがたくさんあります。
その中で「結婚」という契約は「男性に我慢を強要してバランスを取ろうとする制度」です。
つまり、あなたがもし、
「俺個人は損失を被っても人類全体の繁栄を心の底から願っている」
というような崇高な理念の持ち主だったならば、それは個人の自由だし、良いと思います。
しかし、特に深くも考えずに、「愛」というようなファンタジーで曖昧な概念に洗脳されて結婚しようというのであれば、少しこの記事を読んでみてください。
メリット
結婚のメリットについては、この記事のテーマではないので、さらっと流します。
- 寂しさしのぎ
- 子供
- 世間体
- ご飯(相手が専業主婦で料理上手なら)
- 愛する人と一緒になれる(←別に結婚しなくてもなれる)
特に深くは触れなくてもよいでしょう。
では、次に本題である結婚のデメリットに進みます。
デメリット・結婚しない方がいい理由
①男性は種をまく側なのに不貞は300万円もの慰謝料が取られる
生物として、性や本能における男女の違いをシンプルに述べると、
- 男性:種をまく側
- 女性:種を受け入れる側
という違いがあります。
これはもっと突っ込んで書くと、
- 男性:たくさん種をまきたい
- 女性:もらった種を大切にしなければならない
ということでもあります。
更にもっと突っ込んで書くと、
- 男性:複数を選ぶのが自然
- 女性:複数を選べない
ということです。
ただ、これはあくまでも、人間を理性のない動物として考えた場合の話であって、「我慢」という概念がある人間に当てはめていいわけではありません。
それを踏まえたうえでも、やはり「たくさんのメスとセックスしたい」という根本にある本能を「我慢」しなければならないのは男性側なのです。
女性でも「たくさんのオスとセックスしたい」という考え方の人はいますが、男性のその欲求は女性の比ではありません。
風俗などのエロ産業の多さを見れば、男性の性欲の強さには誰もが納得するでしょう。
しかし、3大欲求と呼ばれるものの1つである「性欲」の部分について、結婚している限りは常に我慢を強いられていることになります。
その我慢をせずに、不貞行為を行った場合は下記のような慰謝料が取られます。
そのままの夫婦関係なら | 100万円未満 |
---|---|
別居につながったら | 100~200万円 |
離婚に発展したら | 200~500万円 |
ちなみに、「バレなきゃいい」という考え方の男性もいるとは思いますが、それも1つの生き方ですので、せめてバレないように気を付けてください。
②離婚の際に財産分与で損するのは男性
婚姻後に夫が形成した夫名義の預金がある場合などにはその半分を妻に渡さなければいけません。
出典:弁護士法人淡路町ドリーム
離婚の原因は、
- 不倫
- DV
- セックスレス
- 性格の不一致
など、色々なものがあります。
しかし、どんな理由であろうと、財産分与は法律(民法768条1項)で認められています。
仮にあなたが、世間一般から見て素晴らしいと言われる旦那さんをやっていて、妻がだらしないクソ女だったとしても、そんなことは関係せずに基本的には結婚後に手にした財産(金銭・不動産・有価証券など)の2分の1を奪われます。
もちろん必ずしも男性が取られる側になるわけではありませんが、今の日本の現状ではそうなることが多いでしょう。
まぁつまりこれも女性(稼ぎが少ない者)を守るためのルールですね。
婚姻という契約をしていなければそんなことにはならなかったのに。。
という話です。
ちなみに、慰謝料と財産分与はまた別の話になります。
③嫁という名の寄生虫
婚活のマーケットを見れば明らかですが、
- 男性が女性に求めるものランキングNo.1
⇒若さ - 女性が男性に求めるものランキングNo.1
⇒収入
というのは皆さんもご存知のとおりです。
言うまでもなく女性は、結婚相手となる男性にはATMとしての優秀さを求めています。
これは、金銭面において寄生する気まんまんということです。
しかし、そのように経済的に依存することを目的とした寄生虫をわざわざ飼う必要はあるのでしょうか。
結婚というのは、ある意味では「男性から女性への誠意」とも言えるのですが、寄生虫に対して見せる誠意はありません。
④家電の進歩で一人暮らしも快適になったので伴侶を迎える必要がない
例えば、
- 手洗いで洗濯する
- 掃除はホウキとチリトリで行う
- 食事のサービスが充実していない
- 日々、買い物に行かなければならない
というような時代だったら、家事もそれなりに面倒そうですが、今は家電やサービスが発達しているので家事は誰にでも簡単にできます。
そして、これからもっと便利になっていくのは間違いありません。
洗濯や掃除は機械のおかげでたいした労力もなく終わらせられますし、食事については、下手な嫁の料理よりもスーパーの弁当や惣菜の方が健康面の配慮がされていて、味も良いくらいです。
格安の食材宅配サービスなども今は充実しているので、料理にかかる時間もたかが知れています。
日常的な消耗品の買い物などは、Amazonで全て済ませられますので、在庫補充の苦労もありません。
そもそも、一人暮らし中の人は、全て一人で仕事も家事もこなしているのが当たり前です。
そう、当たり前です。
家事を行うといことは、大変なことでも何でもなく、まして「年収○○○万円の価値がある」などと騒ぎ立てるほどのことでもありません。
息を吸うように誰にでもできます。
ちなみに、
ハウスクリーニング業者や家事委託サービスの賃金を参考にして「主婦の時給はいくらいくらである」という意見もありますが、プロの技術力と一緒にするのは傲慢です。
⑤仕事面で、挑戦、休養、転職がしずらくなる
男女共働きが当たり前の時代になっているとはいえ、それでも、60~70歳までの定年まで働かなければならないという義務を強く背負わされているのは男性側です。
男性は当たり前のように正社員として60~70歳まで働く意識を持っていますが、女性は「結婚して専業主婦になればいい」とか「パートで軽く働くだけ」という意識の人が多いでしょう。
つまり、
仕事を選り好みせずに(仕事が楽しいか楽しくないかなど関係なく)正社員として60~70歳まで働かなければならない、という意識を持ってる女性はかなり少ないわけです。
だからこそ、男性は「とにかく何が何でも常に稼ぎ続けなければならない」という重圧をくらうことになります。
これがもし独身でいたならば、
- 給料低くなってもやりたい仕事に挑戦したい
- ラクな仕事に転職したい
- つらすぎるから仕事辞めてちょっと休養したい
というような欲求の元に自分の意志だけで動くことができますが、結婚して、まして子供なんていたら、転職も休養も自分の意志だけでは決められません。
下手したら鬱になって精神的にピンチの状態でも、妻に「辞めたい」ということを言えなかったり、言ったとしても受け入れてもらなかったりで、無理して働いて体を壊すかもしれません。
また、20代前半くらいではまだやりたい仕事が見つかっていなくても、30歳前後くらいで本気でやってみたい仕事に気付く人もいます。
そんな時、家族というプレッシャーがあるせいで、おもいきった転職ができないということもあります。
特に、給料が下がる転職には、ほとんどの嫁が反対の姿勢を取りますので、かなり身動きが取りずらくなります。
⑥自由に使えるお金が減る
これはもう説明するまでもないことだと思いますが、当然ながら結婚した男性は自由に使えるお金が減ります。
お小遣い制だったらもちろんのこと、お小遣い制じゃなくても、共同資産というプレッシャーが降りかかるわけですから、独身の時と同じくらいの気軽さで趣味や人付き合いに自由気ままにお金が使えるということはないですね。
⑦友達付き合いにも制限せざるをえない
友達付き合いにも制限、というと「それは女性にとっても同じでは?」と思うかもしれませんが、違います。
そもそも「男同士の友達」と「女同士の友達」は全く意味が異なるからです。
言うまでもなく、友情の厚さは女性より男性の方が上です。
街を歩けば分かるとおり、4人くらいの人間のグループというのは、
- 男男男男
- 男男男女(姫プ)
というパターンはよくありますが、
- 女女女女
- 男女女女
というパターンはあまりありません(ないとは言ってない。あくまでも傾向の話)。
男はいつまで経っても、男2~4人くらいで遊ぶことを心の底から楽しめるし、それだけで世界は完結します。
何が言いたいかというと、人生における友達の比重は女性よりも男性の方が高いということです。
だからこそ、旦那も嫁も「家族を大切にするために友達付き合いを減らさなきゃならない」ということになった場合、損するのは男性側となるわけです。
⇒男女の友情なんて得するのは女だけで男には損しかない理由を説明する
友達というものは、定期的に遊んだりしていれば関係は継続しますが、一度疎遠になってしまうと、会えないということはないにしても、昔のような関係に戻るのは難しいものです。
その他
その他、結婚しない方がいい理由まとめ。
- 劣化した妻を抱くのは苦行だ
- 3人に1人は離婚する時代(結婚式での誓いとは?)
- 父親の権利はどんどん失墜している
(テレビCMやSNSなどにおけるフェミの傲慢さによる) - 介護すべき親が2倍になる
- 老後にかかる費用が2倍になる
- 昔は娯楽が少なかったから子育てくらいしかやることがなかったが、現代は昔と違って一人でも楽しめる娯楽が多い
「結婚を損得で考えるな。愛で語れ」という意見に対して
- 結婚を損得で考えるな
- 結婚は「愛」でするものだ
と、キレイゴト大好きな人や、かっこつけたがりの人や、思考停止してる人は言うでしょう。
でもね、そもそも愛する人と一緒になるのに、婚姻契約は別に必須ではありません。
「愛」とか「好き」という概念を重視するならば、結婚じゃなくて「ただ一緒に暮らす同棲カップル」という状態でもよいのではないでしょうか。
でもそれだと嫌だから、契約書で縛りを加えるわけですよね。
悪く言えば、口約束だけじゃ信用できないから正式な契約書を交わすとも言えます。
もっと言えば保険ですね。
- 経済的に安定したいため
- 浮気防止のため
- 離婚時にお金を取るため
そういった損得の考え方があるのは間違いないでしょう。
そして、その契約は男性にとって不利なものばかりです。
だからこそ、女性は結婚したがるけど男性は結婚したがらない人が多いわけですよね。
むしろ、「愛」とか「好き」で語るべきなのは恋愛です。
- 恋愛→ただの口約束
(愛で成り立つ) - 結婚→正式な契約
(保身の意味合いが強い)
これでも結婚を損得で考えるなという人がいるならば、ちょっと現実から目をそらしすぎなんじゃないかと思います。
最後に。結婚しても老後孤独になる確率は十分にある
よく、結婚を推奨する人の意見でよく聞くものに「老後が孤独になってもいいの?」というものがあります。
結論から言うと、結婚して子供や孫がいても、1年のうちの360日間は孤独になっている可能性がそこそこ高くあります。
なので、「結婚すれば老後は孤独じゃなくなる」という勘違いをしている人は特に注意してください。
これは男女共通の話です。
男性の平均寿命が81歳、女性の平均寿命が87歳となっており、女性の方がやや長い寿命を持っているのですが、仮にパートナーに先立たれた場合、その時点で死ぬまでの人生のほぼ全てが孤独決定です。
「パートナーが先に死んだとしても、子供や孫がいるから孤独じゃないでしょ」
という意見もあるのですが、子供の人生は親のものではありません。
(もしもあなたが「子供の人生は親のものだ」という価値観の人間ならば、今この場でこの記事から離脱してください)
自分の老後の面倒を子供が見るという前提で考えるのは、子供の自由意志をあまりにも無視しすぎていますし、子供が親の面倒を見るのが当たり前という時代はもう終わっています。
子供とそのパートナーが話し合ったうえで、自発的に「同居したい」「介護したい」と申し出てくれるならまだしも、それを親の権限(?)で強制なんかさせたら、いざこざが起こります。
あなたが75歳の時、子供が40~50歳、孫が5~15歳だとすると、あなたの子供はあなたの孫の教育や金策にいっぱいいっぱいかもしれません。
子供(とそのパートナー)の貴重なリソースを自分に割かせるというのは、子供の自発性がない限りは願わない方がよいでしょう。
あと、子供夫婦にとって「親」というのは「2組」います。
- あなたの子供の親(=あなた)
- あなたの子供のパートナーの親
あなたの子供や、そのパートナーさんが一人っ子かどうかも関係してきますが、自分だけが優遇されて面倒を見てもらえるという考えは、パートナーさんの親をないがしろにしています。
まぁこの辺の話は、その時になってみないと分からないので何とも言えませんが、要するに言いたかったことは、子供がいたとしても同居してくれる可能性はそんなに高くはないということです。
それはつまり、結婚して子供が生まれても、老後孤独になる可能性は十分にあるということです。
ただ、同居はしないにしても、全く会わないということでもないでしょう。
例えば、
- 年末年始
- ゴールデンウィーク
- お盆
などの日は、子供が顔を見せにきて、一泊くらいしていくかもしれません。
ただ、それは年間のうちたった数日だけの話なので、それ以外の日は結局孤独になります。
具体的には、1年間のうち約360日は孤独になります。
これは、あくまでも「そういう可能性が十分にある」というだけで、確定した話ではないですが、それでも安易に「結婚すれば老後は孤独じゃなくなる」などと考えるのが甘いということは分かっていただけたと思います。
まとめ
長々と書きましたが、男性にとって結婚がデメリットだらけの契約であるならば、女性にとってはメリットの多い契約であるのが結婚です。
大事なのは、そこに気付かないフリや見ないフリをして結婚するのではなく「それでも愛する人を安心させるために結婚しよう」と、デメリットを認識しながらもそう思えるかどうかです。
日本人は33%の確率で離婚するわけだし、それで生じる金銭的な損失もあるわけなので、そういった点もしっかり見つめて欲しいと思います。