極煌戦姫ミストルティア

  • 制作:ミルフィーユ
  • プレイ時間の目安:4時間
  • 総合評価:★★★★☆

極煌戦姫ミストルティアのコンセプト・概要

敵を

  • 蹴る
  • 殴る
  • 必殺技

を駆使して、途中で犯されている女性を助けながら進み、最後に待ち受けるステージボスを倒すとクリアする事の出来るアクション系アドベンチャーゲームです。

全部で7ステージあり、アクションパート中の行動やクリアした状態次第でエンディングが分岐すし、面白可笑しく遊べてアクション中にもエロさを感じさせるゲームとなっています。

PCゲームのアクションゲームでは、基本的に敵味方が画面上に多く登場すればするほど高負荷となる為、それを出来るだけ低負荷にして作れないかという事で作ったゲームが本作品です。

極煌戦姫ミストルティアの特徴・売りにしてる部分

強化パッチを導入で、更なる高画質になり新必殺技の追加で面白さがパワーアップします。

負けて陵辱されるのは変身ヒロイン系のエロゲームには当然の事ですが、高画質でアクションパート中にもドットアニメーション風に簡易ながらエッチシーンを盛り込んでいる事が最大の売りです。

更に、ステージをクリアしても負けてもゲーム内ポイントが溜まり、ゲームセッティングで攻撃力を上げる、敵を強くも弱くも変更が可能になり自分に合って難易度で楽しむ事が出来ます。

極煌戦姫ミストルティアのシナリオについての評価

シナリオは良くある話で、世界征服を企む組織に立ち向かう主人公と、その兄妹姉妹が敵の組織に利用され、悪役となり登場するという展開の物語です。

敵に主人公は肉体を改造されても心は人間のままで、こういうストーリー展開は昔から使われている形式ではあります。

とはいえ、冒頭部分の話で世界征服が二の次、強く美しい者に支配されたいという科学者の考え方は変に感じました。

つまり主人公の身内が、そのラスボスとして作り出されるという話です。

私的には、シナリオの評価として辛口の及第点という所です。

極煌戦姫ミストルティアの面白かった点・良かった点

本作品で面白い部分は、高画質によるアクション中のHシーンです。

私はPCによるアクションゲームは、基本的にはしません。何故ならばキーボードの操作が難しいからです。

ですが、それを差し引いてもアクション中のHシーンは見応えがあります。

また、強化パッチを導入すれば必殺技が増えるし、主人公のアクション時の反応パターンも増えるという部分、そして、短くも長くもない時間で程よく遊べる全7ステージという部分が気に入りました。

久々に燃えるゲームに出会えた事を喜ばしく思います。

極煌戦姫ミストルティアの不満だった点・問題点・難しかった点

不満点としては、初めてプレイしてみると1ステージ目は簡単にクリア出来るものの、2ステージ目からいきなり難易度が上がってクリアし難いです。

また、MPゲージの消費量が激し過ぎます。

技を連続で使い続ければ、アッという間にMPが無くなり技が出せなくなります。

それから、HPやMPを回復させるアイテムはあるものの、ステージ中に出てくる数が少なくて、MPは自然と回復するからまだ敵のいない所で休憩すれば良いけれど、HPはアイテムなくして回復しません。

HP回復アイテムが、ステージ毎にもっと欲しかったです。

極煌戦姫ミストルティアの全体的な感想・評価

不満点も多いながらも、全体的には良い作品だと思います。

高負荷でキャラクターの動きが鈍い動きにならない様にと、流石試行錯誤して作られた作品なだけはあります。

それに、解像度の高さ故の迫力あるHシーンは良いし、美しさも重視されていて良いです。

ただ、修正パッチがやたらと多いです。それはちょっと宜しくありません。

という事、不満点と良い点を合わせて考えれば、全体的な評価は修正パッチ適用の多さの為に良い部分も多いのに等価だと言わざるを得ないです。