フェミニズムや#metoo運動などで、どんどん肩身が狭くなっているオッサン(30代・40代・50代)ですが、

そんなオッサンが20代などの若い女子から「キモイ」と思われないように、不快感を与えないように、上手にコミュニケーションを取るにはどうすればよいのか?

さらに、

どうすれば好印象を持たれるのか?

これは、恋心を抱いていようが、そうじゃなかろうが、現代のオッサンにとって重要なテーマなので、30代以上の男性は全員しっかり読んでください。

オッサン・若い女

セクハラ(気持ち悪いと思われている)の前提を理解する

まず、厳しいことを書きますが、最近の20代前半あたりの若い女子は、そもそもオッサン全員を気持ち悪い存在として認識しています。

オッサンが若い女子に話しかけるどころか、オッサンという存在そのものがセクハラみたいなものです。

つまり、大前提としてオッサンというだけでマイナスなんですね。

マイナスの状態からスタートしてるということを肝に命じてください。

どうしてそんな価値観になってしまったかをざっくり説明すると、SNS(おもにTwitter)の存在が一番大きいでしょう。

きらきら界隈や港区女子などの人種がそういう風潮を生み出したのは間違いないと思います。

女という生き物は基本的に男より流されやすいし洗脳も受けやすいので、オッサン批判のツイートがバズってるのを定期的に見ていると「そういうものなんだな」という考え方になってしまうわけですね。

「オッサンきもい」⇒「私もそう思わなきゃ」

という流れです。

何が言いたいかというと、若くない男性達(おっさん)からしたら、このような流れが理解できないかもしれませんが、実際そういう背景があるということを知ってくださいということです。

そうしないと対策もとれません。

「かわいいね」はアウトだし無意味

オッサンは若い子にどんな対応をすればよいのかというと、単純に「かわいいね」などと言って見た目を褒めるとかはアウトです。

セクハラだとかキモイだとかウダウダ言われます。

(注)女の子は「ありがとうございます」と言ってくれると思いますが、もちろんそんなことは真に受けないでくださいね。

「女の子は褒められると喜ぶ」などの、童貞や恋愛初心者が読むマニュアルで知ったかのようなことを行ってもダメです。

褒めると喜ばれるというのは、あくまでも同年代とか好意を寄せている男性からというのが前提なので、オッサンが普通に容姿を褒めただけでは、

(うわっ!なんか下心あるのかなぁ・・・こわっ!きもっ!)

と警戒されて、その女の子の友達のLINEグループなどでネタにされて笑われて終わりです。

JDなんて色々な男から「かわいい」と言われてるので、オッサンが同じセリフを口にしても効果があるどころかマイナスでしかないということです。

安易な発言はマイナス効果を助長させるだけということを知りましょう。

ちなみに、「かわいいね」とかではなく「髪切った?」なども同様にNGです。

女性が変化に気付いて欲しいと願っているのは、好みの男性や彼氏に対してであって、オッサンに気付いてもらっても

(うわぁ!このオッサンにいつも見られてるのか!こえぇ!)

という恐怖しか与えませんからね。

言うまでもなく下ネタなどは論外です。

ではどうすればよいのか?

「女性という性」に結びつかない部分で褒める

容姿を褒めてもダメならどうすればよいのかというと、基本的には何もしないというのがベストです。

まぁそれではコミュニケーションが成立しないので、あえて何かアクションを起こすならば、「女性という性」に結びつかない部分で褒める、ということです。

性的なニュアンスを持たない範囲内で褒めるということです。

それが、心の底からくるものであれば尚良いですし、そうじゃなくてもかまいません。

上述しましたが、「かわいいね」というのは「女性という性」に関連する部分を褒めていますよね。

しかも、とってつけたような誰でも言えるマニュアルどおりのセリフだし、下心があると思われても仕方ないセリフです。

そうではなく、

  • 仕事面
  • 日常的なささいなこと
  • 人間的に褒められるべきこと

などですね。

例えば、会社の女性がいつもファイリングをしてくれてるならば、「いつもキレイに整理してくれて助かるよ。ありがとう」とかです。

これならば、性的なニュアンスは含まれません。

「女性という性」に関連した部分を褒めると警戒されたりキモがられたりしますが、「人間性の部分」を褒めるならば警戒されたりもせずに、素直に相手に満足感を与えられます。

これだけでも、相手に違和感や不快感を与えずに自然とポイントアップできます。

その際、長ったらしくしつこく言ったり、媚びるような姿勢を出すのはもちろんNGです。

【媚びオツ】日本のフェミニストこそが男女同権社会を邪魔している

あくまでも、さらっと3秒以内くらいの言葉で言いましょう。

コストや労力(努力)への関心を示す

上記で「女性の性」を褒めるな、という旨を書きましたが、それでもそういった部分を褒めたい場合、つまり性的にほんのちょっと意識させたい場合はどうすればいいのか?

上述したとおり「かわいいね」「髪切った?」などのセリフはキモがられるのでNGです。

これは、

  • マニュアル通りのセリフすぎる
  • 具体性がない
  • 結果しか見てない

からです。

ライバルのオッサンはほとんどのこのようなことをして減点されてるでしょうから、あなたはライバルとは差別化した行動や発言を取りましょう。

何をすればよいのかというと、かけたコストや努力の過程の部分について関心を示すということです。

男でも女でも、見えない努力の部分を褒められたら(認めてもらえたら)嬉しいものです。

これは、そういうタイミングがあった時でかまわないのですが、例えば、相手がキレイなネイルをしていたならば、

「爪、きれいだね」

な ど と 言 う の で は な く 、

「それ、自分でやったの?時間かかったでしょ?すごいね」
「それ、お店でやってもらったの?結構お金かかるんじゃない?」

などと言うんです。

違い、分かりますよね。

「爪、きれいだね」

という言葉は、結果しか見てないし、薄っぺらいし、誰でも言えるし、本心とも取れないわけですね。

でも、

「それ、自分でやったの?時間かかったでしょ?すごいね」
「それ、お店でやってもらったの?結構お金かかるんじゃない?」

というような言葉は、努力の過程や、かけたコストに注目しているんですね。

この違いは絶対に理解してくださいね。

たいていの男性はこういう部分に関心を示さないので、こういう「過程」「コスト」に注目するだけで差別化できるし、意味があります。

相手としては、自分が頑張った過程の部分(かけたコスト)について関心を持ってくれたということになり、まんざらでもない気分になります。

ポイントとしては、見える部分ではなく見えない努力の部分に関心を示す(示してあげる)ということです。

部下のモチベーションを管理するのと同じです。

雑談の時は素直に分からないことを質問する

職場の女の子と話す時でも、キャバやガールズバーの嬢と話す時でも、オッサンはたいていの場合

  • 尊敬されたい
  • すごいと思われたい
  • 古い時代の人間だと思われたくない

という欲求や自尊心が先行して失敗しています(ウザがられています)。

ネットなどで若者文化の表面だけを知ってる程度なのに、詳しく知っているかのような言動をしたり、無駄に若者と張り合ったり、、、これはもちろんNGです。

たぶん9割くらいのオッサンがやっている失敗です。

ではどうすればいいのかというと、、、

そのまま自分が古い人間だということを認め、尊敬されたい願望などを持たず、相手を対等な立場の一人の人間として接することです。

20代と30代と40代と50代では、文化や価値観が明らかに違うのは仕方ないんですよね。

まずは、それをそのまま受け入れる必要があります。

「俺は20代の女の子の会話にもついていけるぜ」って感じを出そうとするから違和感が生まれるし、ウザがられるしキモがられるんです。

自分がオッサンだということを認めたくないからこそ、こういった悲劇が生まれるんだと思いますが、逆に言うと、自分がオッサンであるということを認めて、若者のよく分からない文化や価値観について質問してあげればいいんですね。

この辺は、年上であるというようなくだらないプライドは完全に捨ててください。

むしろ「教えを乞う」くらいのスタンスがよいです。

理解できない価値観の話題が出てきたとしても、それを否定するなんてのは論外中の論外で、むしろそれについて質問し、相手にたくさん話させた後に

「なるほど、そうなんだ。勉強になったわー」

などと言っておくのが正解です。
教えていただきましてありがとうございます、という姿勢です。

それだけで相手は満足するし、少なくともあなたに対して悪い印象は持たないでしょう。

「話をしっかり聞いてくれて、異なる世代の文化にも理解を示してくれる器の大きい男」というプラスのイメージがつきます。

これは、意識するだけで簡単にできることなんですが、9割くらいのオッサンはできてないんです。

こんな簡単なことで、他のオッサンどもと差別化ができて相手に満足感を与えられるのですから、是非意識してください。

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まとめ

この記事を読んで「うわぁ・・・こんな失敗よくやってるわぁ」という悲しい気持ちになったオッサンもいるかもしれませんが、それはそれでいいんです。

大切なのは、気付くことであり、知ることなので、今後もまだ生きていくんですから、これからこの記事で得たようなことを少しずつ実践していってくれたら幸いです。

当ブログ全体に言えることですが、難しいテクニック的なことというよりは、知るだけで変われることを書いてるので、新しい気付きを得ていただけたらと思います。