『VOCE』の炎上に対して、
「何がそんなに問題なの?当たり前のことをネタ的に書いただけじゃないか」
と私は思っています。
もう少し分かりやすく書くと、
- 図星をつかれて発狂してる
- いつも相手(男性)に対してやってることを自分(女性)がやられたら逆ギレした
というような印象です。
何故そのように思ったのか、具体的に説明していきます。
▼ 目次
『VOCE』炎上の内容まとめ
2017年6月18日の『VOCE』に掲載された「女の市場価値はいくつまで?」という内容を扱った記事が女性の怒りを買って炎上しました。
「若い女の子の方が好き」というような男性の声を載せるなどして、女性を侮辱したとされ、批判が殺到。
この記事は6月19日には削除されました。
今回の記事について深くお詫び申し上げます。当該の記事を紹介するツイートとお詫びツイートを削除し、改めて謝罪文を公式サイトに掲載いたしました。https://t.co/gOGvsUhD1E
今後はより一層注意を払い有意義な情報を発信してまいりますので何卒よろしくお願いいたします。— VOCE(ヴォーチェ) (@iVoCE) 2017年6月19日
歳を取って価値が下がるのはただの事実
まず、この炎上ニュースを知った時に最初に思ったことが「ただの事実じゃん」ということです。
婚活などのマーケットでは当たり前のように
- 男(の価値)は収入
- 女(の価値)は若さ
という認識を持っています。
自然の摂理とでも言うべき、当たり前すぎる内容です。
これは経済の観点から説明するというよりも、動物の本能の観点から説明した方が分かりやすいと思います。
つまり、
- オス:健康なメスに種を植えたいから出産適齢期より若いメスを好む
- メス:その後、養ってもらいたいから収入が多くて安定してるオスを好む
この自然の法則に対して文句を言ったところで何も変えることはできません。
人間の力で災害をなくすことができないのと同じ原理です。
自分にとって都合の悪い現実から目を背けても何もはじまらない
この『VOCE』のアカウントに怒りのリプを飛ばしてる女性の多くは、アラサー以降とのことで、20代前半の女性は特に何とも思っていません。
つまり、男が若い女を選ぶという「現実」が自分にとって都合が悪いから、ただただ八つ当たりをしているだけのように見えます。
雑誌のちょっとしたアンケート企画に対して、目くじらを立てて猛反発するアラサー女性の皆さんは、ただのチンピラと言っても過言ではないでしょう。
図星をつかれて痛かったというのは分かりますが、冷静に見てみると「ただイチャモンつけてる悪質なクレーマー」にすら見えてきます。
男は収入・ステータス・顔、などで常にネタにされているが炎上しない
VOCEの『男は普通の27歳と美人の33歳、どっちと付き合いたい?』には女を馬鹿にしてるってヒスるのに、昔ANECANがやった『超イケメン無職 とブサイク3億円のどっちを選ぶ?』って特集には嬉々として投票するのが 女という生き物なんだよね。バランス感覚が無さすぎて呆れるよ。 pic.twitter.com/8GXMkV1fUT
— 説教♡おじさん (@partyhike) 2017年6月20日
女性の市場価値、という言葉を使った雑誌が批判されているようなので、日本の男性が車扱いされていると外国人が突っ込んだワンシーンもどうぞ。お互い、モノ扱いはやめたい。男も女もアイドルもミッキーの中身も、人間。 pic.twitter.com/pzxbEHCXDu
— 鈴木祐介 (@7_color_world) 2017年6月19日
今回の『VOCE』は、「女性を値踏みするな」という理由で炎上しましたが、男性はいつだって値踏みされています。
- 収入
- ステータス
- 顔
- 年齢
大手の恋愛・婚活系の記事で、
- 年収600万以上じゃないと無理
- 一部上場企業じゃないと嫌だ
- ブサメンはあり得ない
- 35歳以上で未婚は性格に問題あり
というようなフレーズは一度くらいは見たことがあるでしょう。
テレビでは「旦那を取り換えよう」などのCMすらあります。
ただ、これに対して「男性を値踏みするな」と怒り狂って炎上などはしません。
これは「女性には腫れものに触るくらい慎重に接しろ」という社会がどんどん進行しているということになりますが、そんなふうに現実から逃げるのが普通になってしまうと、最終的に困るのは女性です。
誰からもホンネを言ってもらえなくなります。
その結果、何も改善ができなくなります。
むしろ、今回の『VOCE』の炎上記事に対して「再認識させてくれてありがとう」くらいの気持ちを持ってもいいんじゃないでしょうか。
若さは平等に与えられている
男性の収入やステータスに対しては、「努力で何とかなるんだから何とかしろ」という意見もあります。
実際、死ぬほどのレベルで頑張れば収入を上げることは不可能ではありません。
一方で「年齢」に関しては、「努力しても若くなることはできないのだから仕方ない」という意見があります。
ただし、一つ間違いなく言えることは「誰にでも若い時期はあった」ということです。
恋愛・婚活のマーケットにおいて、たしかに女性は歳を取れば取るほど不利になります。
けど、そのかわり、若い時期は誰にでも平等に与えられています。
男性が高収入になるには死ぬほどの努力が必要ですが、女性が武器にできる若さは、努力しなくても誰にでも与えられているのです。
仮に、20代を若い時期と定義するならば、若い時期は10年もあったのです。
その、20代あたりの最も女としての武器が使える時代のチヤホヤが永久に続くと勘違いしたか、あるいは、もっと高望みができると思ったか分かりませんが、賢い女性は自分を売り出す時期に上手く売り出しています。
もっとも高値がつけられる時期を逃してしまったのは、誰でもない30代の未婚女性の方々です。
こういうことを書くと、また予想どおり「女を商品として扱うな」みたいな意見が飛んでくるのですが、昨今の恋愛婚活マーケットでは昔と違い、感情面よりも条件面での選定が顕著になっていて、人間に対して
- ハイスペック
- ロースペック
と、物のように扱って評価するような時代ですので、今更「商品として扱うな」と言われても、そんなのはただのキレイゴトに過ぎないでしょう。
まとめ
当たり前の事実を伝えたら『VOCE』が炎上した、という話になるのですが、勘違いしたフェミニズムの人達がイキったりもしてるせいで、女性に対しての言論規制が激しくなっています。
痴漢冤罪の言論版とでも言うべきでしょうか。
女性にうかつなことを言ったら逮捕されてしまうような感覚です。
これは「女性は何歳になってもチヤホヤされて当然だ」と言ってるようなもので、それでは結局ファンタジーの中を生きているだけで、結果的に現実で生きづらくなってしまいます。
また、承認欲求が肥大化して、周囲から痛い子を見るような目で見られることにもなります。
表面的にはおだてられても、裏では「あのオバサン痛いね」ってバカにされる世界のできあがりです。
多くの女性は、キャバクラで適当におだてられて喜んでるオッサン達を「バカだなぁ」と思うでしょう。
耳が痛くなるようなことを言われずに、ただチヤホヤされている状態というのは、まさにそのオッサン達と同じ滑稽な存在ということです。
何かを大きく勘違いした裸の王様です。
真実を隠されて、裏ではバカにされて笑われているのです。
女性の皆様はそんな情けない存在になりたいのでしょうか。
単語レベルで言うと、
- 永遠の39歳(苦笑い)
- 美魔女(嘲笑)
ってことですね。
私の周囲を見る限り、既婚の女性はあまりこういうことには関心が弱く、繊細に反応するのは未婚のアラサー以降の女性です。
無駄なとばっちりを受けても面倒なので、未婚の30代女性と会話する時は注意しましょう。